二人目の子供が生まれることをきっかけに、家計の見直しをしました。家計簿を付け始めると「毎月の保険料いくらだ?」と思うようになりました。生命保険や医療保険、個人年金保険に加入していますが、私の母が銀行員だったので母の勧める保険に入っていました。私もよく考えずに「保険に入っていれば安心だ」と思っていたのでその保険がどんなものなのか、保険料はいくらのものなのか知ろうともしていませんでした。そもそも皆はどんな保険に入っているの?学資保険は加入して当たり前なの?と、わからないことがたくさんありました。そういえば友達やママ友(ママ友なんていない)と保険の話なんてしたことありません。これは勉強が必要です。少し調べてみました。
生命保険の年間払込保険料の平均は男女で異なる
生命保険文化センターが実施した「生活保障に関する調査」(個人調査)によると、年間払込保険料(個人年金保険の保険料を含む)は男性で平均22.8万円、女性で平均17.4万円となっています。金額の分布をみると男性は「12~24万円未満」、女性は「12万円未満」が1番多くなっています。
また、同じく生命保険文化センターが実施した「生命保険に関する全国実態調査」(二人以上の世帯調査)によると1世帯あたりの年間払込保険料(個人年金保険の保険料含む)は平均38.2万円となっています。金額の分布では、「12万円~24万円未満」が16.0%と1番多くなっていますが、次いで「12万円未満」が14.8%、と「24~36万円未満」が12.9%、「36~48万円未満」9.8%の順になっています。
https://www.jili.or.jp/lifeplan/houseeconomy/asset/11.html出展:生命保険文化センター
女性の平均が17.4万円ということは月に1.45万円も保険料を払っているということですね。結構高い!と感じましたが、私、年間20万円を個人年金に払ってます……。
これは保険の入りすぎなのでは!!収入も少ないのに!!
今入っている保険を洗い出そう
全国平均の保険料が高いと感じたのに、自分はもっと高い保険料を払っていると知ったのですが保障についてはどうでしょうか。そういえば生命保険いつ入ったっけ?…これはマズいですね。入っている保険を洗い出しましょう。以下は見直し前の保険料です。
- 終身共済 死亡保障500万円(60歳まで) 100万円(一生涯) 保険料月1845円
- 医療共済 入院5000円 がん入院1万円(一生涯)払込80歳まで 保険料月3358円
- 個人年金 年間10万円(支払期間37年) 年金として41万円を60歳から10年間もらえる
- 個人年金 年間10万円(支払期間34年) 年金として40万円を60歳から10年間もらえる
- 個人年金 100万円(払い済み) 年金として12万円を55歳から10年間もらえる
年間保険料はを合計すると26万円…。男性の全国平均を超えました。超えた割に保障の面をみると私に万が一のことがあったら500万円しかもらえません。これ、どうなんでしょう。共働きですが、保障額が少ない?医療保険も生命保険より保険料が高いし、個人年金は払う期間が37年ある割にもらう時には少ししか増えていません。55歳から年金もらえるのも謎だし30年先のこと言われてもなぁ…。しかも今は結婚して家族もいます。夫の生命保険、医療保険、個人年金もあるので世帯の年間保険料は単純計算で40万円……。1世帯当たりの年間払込み保険料が38.2万円です。またしても我が家の保険料は全国平均を超えました。世帯収入は低いくせに…。なんだか不安になってきました。
わたし、個人年金多くない?
一人で悩んでいても答えはでなかった
保険料を書き出してにらめっこしていても解決策は見つかりませんでした。保険料が高いことについて母に相談もしましたが、「保険は貯金ではないからね」と名言的なかっこいいことを言われ終わりました。なので、無料の保険相談へ行くことにしました。隣の市に窓口があったのでWEB予約をして0歳の子供を連れて相談に行きました。
保険の窓口相談に行ってきた
保険証書をみて分析シートを作ってくれた
とても優しそうで頭の良さそうなお姉さんが対応してくれました。一緒に行った0歳児のことも可愛いと褒めてくれたので、この時点で信頼度MAXです。事前に持ち物を聞いていて、保険の証書があればいいということだったので持っていきました。まずは家族の情報や収入などの聞き取りをしてくれました。そしてその場で保険証書をもとに簡単な保険分析シートを作ってくれました。図や表、総支払金額も書かれていたのでわかりやすかったです。
保険料を抑えるには収入保障保険が良い
私の死亡保障が少なかったことと、保険料を抑えたいということを初めに伝えました。まずおすすめされたのは収入保障保険です。収入保障保険は掛け捨ての死亡保険で解約返戻金はありません。万が一の時や所定の高度障害を負ってしまった時に、保険金を年金として毎月一定額ずつ受け取ることができるものです。お給料のようにもらえる感じですね。保障額によって保険料が変わってきますが私は月10万円の保障で十分かなと思いました。
- 保障額 月額10万円 保障期間60歳 保険料月1323円
我が家は共働きなので夫婦ともに死亡保障は必要だと感じています。お互い収入も少ないです。なので上記くらいの収入保障保険には加入しようと思っています。まずは保障期間についてですが、定年が60歳なのでそれまでの保障期間にしましたが、私たちの年代が定年60歳ということはあり得ませんね。保障期間を延ばしたり、縮めたりすると保険料も変わってきます。決めるポイントは人それぞれですが、子供が20歳になった時とか大学を卒業するまでなどの選択肢もありますね。掛け捨てなので保障が必要なくなったら返戻金を気にせず解約するということもできますね。保険料が月千円台というのはリーズナブルだと思います。加入時の年齢や健康状態でも保険料は変わりますが、こんなに安い保険料の死亡保険があるんですね…。
ドル建て保険を勧められた
相談初日は簡単に今入っている保険の説明やお勧めの保険を教えてもらいました。2時間ほどの時間だったのですが、保険の名前や数字を沢山聞いたので、頭が混乱しそうでした。私もよく考える時間が必要なので、おすすめの保険を次回来店時にプランとして出してくれることになりました。ヒアリングの時に「投資にも興味がある」と伝えたので、ドル建て保険の話もしてくれました。これまた難しい話でした。オーストラリアドル??の保険もあった記憶があります。(うる覚え)ただ、為替のリスクもあり、円安円高の不安が大きいと感じたので私には不要かなと感じました。最近、ドル建て保険のニュースもよく聞くようになりましたしね。(苦情のニュースを…)
保険の無料相談について
相談に至っては何回でも無料でした。また、相談に行ったら絶対に保険を契約しなければいけないということもないそうです。相談が終われば必要に応じて相談した内容や個人情報は削除されるそうです。安心ですね。保険の説明だけでなく、家族構成に応じたライフプランシートも作っていただきました。子供が成人したら自分たちは○歳で教育費はいくら位必要かなど、目に見える形になっていたのでわかりやすかったです。将来の見通しは必要ですね。
保険の見直しは長期戦になりそう
保険のことを考えると何だか眠くなってくる~♪のように保険の見直しは中々進みません。選択肢も多いし、理解しないといけないし、正解もわからないし…。現にまだ新たな保険に加入していません。勧めてくれた保険内容についてまた記事にしようと思っています。よーくよーく考える必要がありますが、自分で選択して決めていきたいと思います。
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